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秋のなかしべつファットバイクツアーを体験。紅葉と落葉を駆け抜けるオータムサイクリングは爽快!

知床ねむろエリアにある中標津は、発展した市街地でありながら少しだけ足を伸ばすと大自然を楽しめる、すごくバランスのいい観光地。

そんな中標津に新しいアクティビティ『なかしべつファットバイクツアー ~紅葉と落葉を駆け抜けるオータムサイクリング~』が誕生したと聞いて、実際に体験してきました。

秋の空気の爽快感、きれいな紅葉と落ち葉、かっこいいファットバイク、そして中標津らしい味覚が一気に楽しめるアクティビティ。なかしべつ観光協会の旅行部門『カイヨウダイツアーズ』が主催し、中標津の地域おこし協力隊がガイドを務めるツアーです。

市街地を抜けて川沿いと森の中を進む

なかしべつ観光協会で手続きを済ませ、ツアー料金と5,000円のデポジットをお支払い。ケガをしないように準備体操をしっかりとして、ガイドからファットバイクの使い方を教わったら出発です。歩行者と車には気をつけて…!

公道を少し走って標津川沿いの砂利道に入ります。ここは中標津の市街地から数分とは思えないほど自然が豊か。平坦なオフロードなので、ここでファットバイクの感覚を身につけましょう。ファットバイクは少し重くてスピートは出づらいけど、安定感は抜群。普段サイクリングに慣れていない方も、自転車に乗れる方であれば問題なく運転できるので安心ですね。

途中、雪印メグミルク工場の近くを通ります。中標津は北海道の中でも酪農の一大生産地。みんな大好きな「さけるチーズ」も、ここ中標津の工場で作られています。

一般的なプレーン味だけは十勝の大樹町で生産…ですがとうがらし、ベーコン、スモーク、バター醤油のフレーバーは中標津。休憩がてら行動食としてガイドさんが配ってくれます。原料である牛乳の生産地で、工場を目にしながら食べる「さけるチーズ」の味は格別です。

一息ついたらサイクリング再開。川沿いを通り、自然豊かな丸山公園に入っていきます。エゾリスやシマエナガも時おり顔を出す、中標津町民憩いの場でもある公園です。

公園内の池にはカルガモの親子もたくさん。秋の紅葉が始まりつつある時期だったのでまだ鮮やかな紅葉…とはいきませんでしたが、十分に秋の澄んだ空気を感じることができます。

公園の出口付近には、過去に走っていたSLのディスプレイがあります。休憩をとりつつ写真撮影をしてまた走り出す。次は根室中標津空港を目指します!

空港を目指して走る

空港までの道は、ちょっと長めの上り坂。ギアを1速か2速に落としてゆっくり漕げば登っていくことができますが、無理は禁物。せっかくきれいな秋の景色が見られるので、押しながら進むのがいいですね。(自転車からおりて押せば歩行者と同様の扱い。無理せず歩道を進んで大丈夫です)

途中、ヨーグルトやジェラートなどの乳製品が有名な「ラ・レトリなかしべつ」があります。このあとの林道を駆け抜ける前に、ゆっくり休憩をとるのもおすすめです。

空が高くて秋の景色が気持ちいい…! そして市街地からこんなに簡単に辿り着ける根室中標津空港の便利さがすごい…。

美しく色づいた並木道を進むと、根室中標津空港に到着。空港内にはお土産ショップもあるので、時間に余裕があれば足を運んでみてもいいですね。

空港の目の前にある旧滑走に入ると、ちょっとした展望台が目に入ります。そして眼前に広がるのは『伯爵』というじゃがいもの品種の畑。毎年9月にはここを会場に『じゃがいも伯爵まつり』が開催されるとのこと。ほくほく感と仄かな甘みが特徴のじゃがいもを思う存分に掘って食べることができるんです。

旧滑走路は、とにかく広い…! 思う存分ファットバイクを乗り回してください。本当に広い広い場所なので、思い切りギアを上げてスピードを出してみるのも楽しいですね!

落ち葉の絨毯を走り抜ける

旧滑走路を抜け、道立夢の森公園を通って、林道に入っていきます。ここからがこのツアーの真骨頂! 秋の中標津らしく、落ち葉の絨毯の上を走り抜けるオフロードコースです。途中、坂道や一本橋もあるのでスピードの出し過ぎにはくれぐれも気をつけて…!

ふっくらと? 積もった落ち葉。歩いてもカサカサと音がなって気持ちいいのですが、ファットバイクで駆け抜けるのも特別な体験。

広くて安全な場所は、ちょっとだけ勇気を出してスピードを出して駆け抜けてみましょう。落ち葉がブワっと広がる感じがすごい爽快感…。

林道内は地面がまっすぐではないので、時にはバランスを崩すことも。ふっくらした落ち葉なので転んでも痛くない…かもしれませんが、転ばないように気をつけて走り抜けましょう。

もう少し鮮やかに色付いてもきれいかもしれませんね。それでもこの景色、童心に返っての野遊びは格別です。しかもギアはかっこいいファットバイク。心がわくわくするアクティビティなので、大人にこそオススメしたいツアーかもしれません。

ファットバイクの楽しさはもちろん、中標津特産の乳製品とその歴史にも触れられる。森の中で澄んだ空気を感じるセラピー効果もある。そして美しく色付く景色で写真を撮る楽しさも。まさに秋の中標津を満喫できるツアーだと感じました。

林道を駆け抜けた後は…食欲の秋!

このツアーはロングとショートの2タイプが選択できます。

ロングはサイクリングの後に中標津のランチを楽しめるコース。ショートはカフェやフィンガーフードなど軽食を食べられるコース。

個人的には中標津のソウルフード「角田のメンチ」がいいかな…。暑い日なら牛乳が濃いソフトクリームを食べに行くのもいいし、ランチ時ならデカ盛りの「やまやスペシャル」を食べに行くのも最高…。好みに合わせて事前にお店もカスタマイズしてくれるという柔軟さが嬉しいですね。

『なかしべつファットバイクツアー ~紅葉と落葉を駆け抜けるオータムサイクリング~』、中標津でちょっとアウトドア体験をするなら最高のアクティビティです。

編集長 | | + posts

知床ねむろの観光に従事する観光ライター。「流氷に乗ってアザラシと一緒に流れてきたのを拾った子」と母に言われて育ちました。