知床ねむろエリアでもユニークな地形で、豊かな海の幸が観光客に人気の野付・尾岱沼エリア。エビにホタテにホッキにサーモンなど、みんな大好きな海鮮の宝庫で、しかもそれに関連するイベントも積極的に開催されています。
例年「尾岱沼潮干狩りフェスティバル」というイベントが大好評なのですが、令和3年度については残念ながら、新型コロナウイルスの影響で中止となっています。(……残念っ!)
ですがその代わりに、尾岱沼地区に宿泊した方限定でアサリの潮干狩りをアクティビティとして体験できるという情報を入手した編集部。
対象となる尾岱沼地区の宿泊施設と言えば…「尾岱沼温泉 野付湯元うたせ屋」や「尾岱沼温泉シーサイドホテル」を」はじめとして、「ミートハウスながの 四季の宿泊所」などの一棟貸しの宿泊所や、「尾岱沼ふれあいキャンプ場」に泊まってもOK!
潮干狩りのスタートは午前中からなので、前日からゆったりと宿泊して野付/尾岱沼エリアの観光を楽しみながら、次の日に体験するのがおすすめです。
ミートハウスながの 四季の宿泊所に泊まる
今回宿泊したのは「ミートハウスながの 四季の宿泊所」。一棟貸しのきれいな宿泊所で、ファミリー層や長期滞在しながら周辺を観光したい方へ特におすすめ。ベッドも5つあり、キッチンやシャワールーム、Wi-Fiも完備なので小さいお子様連れや、ワーケーションでお仕事をしながらの滞在にも最適です。
ちなみに「ミートハウスながの」の店舗では、抜群においしい潮彩牛(しおさいうし)のお肉料理や野付の海鮮も楽しめます。
↑↑↑ 「ミートハウスながの」の取材記事はこちら!
↑↑↑ 四季の宿泊所を拠点に野付/尾岱沼エリアを周遊して遊びつくした記事はこちら!
この日も周辺をしっかりと観光して楽しんで宿泊した後……。次の日に今回の目的である尾岱沼での潮干狩りに臨みます。
尾岱沼ふれあいキャンプ場に移動
潮干狩りをアクティビティとして楽しむことができる会場は、「尾岱沼ふれあいキャンプ場」に隣接する場所。今回はキャンプの準備が間に合わずキャンプ場には宿泊しませんでしたが、ここに泊まってから潮干狩りをするのもいいですね。なんせ近いし、アサリをアウトドア飯に使うのも最高です。
最初に受付を済ませて料金を支払い、バケツと熊手をお借りします。汚れてもいい長靴やビーチサンダルは自分の物を持っていきましょう!
まずはガイドさんの説明をしっかり聞きます。
この場所は、本来は個人が勝手に潮干狩りをしてもいい場所ではありません。このアクティビティに参加せずに勝手に採捕(さいほ)すると、処罰されますのでくれぐれもご注意ください!
熊手をいれたら…面白いくらい獲れる…!
それではさっそくガイドさんの案内で潮干狩りにチャレンジ!決められた範囲内で自分の好きな場所を決めたら…。
サクッ……ガリッ……!!
簡単にすぐ獲れました…。潮干狩りってこんなにも簡単なものでしたっけ?小さい頃に別の場所でやったことがありますが、掘っても全然取れなくて途中で飽きて投げ出してしまった記憶が。
もくもくと掘り進めていくこと、約30分ほど。
あっという間にこの状態です。すご過ぎる…豊か過ぎるな、尾岱沼の海。
たまに違う貝なんかも見つけて童心に帰って遊びながら。
ふと周囲を見渡すと、参加者の皆さんも大漁の様子。バケツが足りなくて途中で追加している方もたくさんいました。(1ぱい1,200円ですが、かなりお得!)
大漁でした!これは持って帰って砂出しして、みそ汁やパスタ、酒蒸しにして食べるか、ご近所に配っても喜ばれそう!キャンプで来てる方は今日一日じっくり砂を出して、クラムチャウダーを作ったりしても最高ですね!
次年度以降も情報をチェック!
このアクティビティは、イベントが開催されなかった代替として実施されています。そのため次年度以降はどのような形で実施されるかまだわからないため、参加される場合は情報をチェックしてくださいね。
ちなみに令和3年度は7月11日(日)が最終の開催です。キャンプを楽しみがてら潮干狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
「知床ねむろマガジン」編集部。知床ねむろエリアが持つ潜在的な魅力を掘り起こし、お伝えしています。