もうすぐ2021年も終わり。忙しい年末でなかなか時間がない方も多いかもしれませんが、冬のご旅行の計画は進んでいますか?
クーポンや色々なキャンペーン情報も少しづつ公開になってきている今日この頃。
この冬の旅行は北海道→道東→知床ねむろエリアへどうぞ!という願いも込めて、知床ねむろマガジン編集部が2022冬のおススメコンテンツを10個セレクトしてお伝えいたしますので、旅行計画を立てる参考にしてみてください!
Contents
① 知床羅臼の海で流氷とオオワシに出会う
冬の知床ねむろで絶対に外せないのが「流氷バードクルーズ」。こんなにも美しく荒々しく、厳しくも感動するアクティビティは他にありません。
ベストシーズンは安定して流氷が接岸している2月中旬以降ですが、クルーズ自体は1月下旬からスタート。実は流氷がない状態だとオオワシたちが流氷に止まらず、大空を常に飛び回るので迫力がある場合も。(どちらも最高!ということですね)
ちなみに同様に流氷の中を船で進むアクティビティは紋別の「流氷砕氷船ガリンコ号」、網走の「流氷観光砕氷船 おーろら」がありますが、知床羅臼の差別化された特徴は、オオワシやオジロワシなどの野鳥観察ができることなんです。
これは紋別や網走などのオホーツクエリアと違い、羅臼では流氷が来る季節でも漁をしているから。魚をめがけて鳥たちが集まってくるからなんですね。
② 野付半島で野生のエゾシカを見つける
北海道らしい野生動物と言えばエゾシカがその代表選手。レンタカーで道路を走っていると、道端から愛らしい顔を覗かせるのをよく目にするはずです。(衝突事故にはくれぐれも注意です!)
北海道全域で見られるこのエゾシカなのですが、知床ねむろエリアの野付半島ではその遭遇率の高さとフィールドの素晴らしさもあって、特に冬は必訪の場所なんです。
夕陽に照らされた場所、もふもふでかわいい雌鹿、カッコいい角が勇壮な雄鹿、くりくりの目が可愛い小鹿などなど。お尻の白い毛がハート型なのも必見です!
③ 森に囲まれた閑静な温泉地「養老牛温泉」で湯治
寒い寒い北海道の冬。そんな時期にわざわざ道東に来るなんて信じられない!という方も多いでしょう。ですが……空気もしばれる(凍れる)極寒の中、優雅に露天風呂であたたまるのって最高じゃないでしょうか?
中標津の山あいにある養老牛温泉「湯宿だいいち」は、優雅にゆったりと過ごすことを目的に訪れる方々で人気の温泉宿。豊かな山の幸と海の幸を使った料理、バラエティ豊かな温泉、シマフクロウとの出会いなど素晴らしい体験がたくさんです。
寒い冬だからこそ、訪れて湯治のようにのんびり身体を癒しに来てみてください。
④ 潮彩牛のビーフシチューで体の芯から温まる
知床ねむろエリアのグルメと言えば、やはり海鮮丼やお刺身などのイメージが強いですよね。もちろん訪れた際は絶対に食べて欲しいのですが、冬なので身体を温める食事も欲しいところ。
尾岱沼にある「ミートハウスながの」では、ブランド牛「潮彩牛」を使った豪勢な肉料理を楽しむことができます。
ハンバーグやステーキ、ローストビーフ丼などの定番ももちろんおいしいのですが、真冬のアクティビティで体が芯から冷えた時には、ほっこりとするビーフシチューが最高なんです!ごろっと入った潮彩牛の塊が食べ応え抜群で、「染み渡る……身体全体に……」ってなること間違いなし。(ちなみにビーフカレーもあるのでお好みでお選びください)
⑤ かっこいい現役漁師さんから伝統漁法を教えてもらう
北海道の冬は、その上を歩けるほど湖に氷が張ります。氷に穴をあけて釣るワカサギ釣りがイメージしやすいですが、この地で暮らす漁師さん達は、氷の下に網を張って漁をする「氷下待網漁」という伝統漁法を生活の糧にしてきました。
根室の風連湖でこの漁をしている現役漁師さんと一緒に、この伝統漁を体験できるプログラムが人気。
スノーモービルで引っ張るソリに乗ってアトラクションのように楽しみ、薄氷を砕いて実際に網をあげる。入った魚に一喜一憂しながら網をおこし、その場で炭火で焼いて食べる体験は、特にファミリーに好評です。
⑥ 鮭茶漬けを食べて知床ねむろの「出汁」を学ぶ
鮭の聖地である根室海峡沿岸部ならではの体験型グルメが「根室海峡茶漬け」です。
羅臼の昆布、標津の鮭節と山漬け、別海のホタテ、中標津の椎茸など、実はこの地域は日本伝統の出汁の原料が充実している場所。その出汁をそれぞれ飲み比べた後に、好みの出汁をブレンドして実際にお茶漬けにして食べることができるので、地域の食文化を知る学習にもなり、身体を温めお腹を満たす、とてもお得でためになる体験コンテンツです。
⑦ スノーシュートレッキング&ワイルドな足湯で極楽気分
世界自然遺産である知床羅臼で人気のアクティビティに「熊越の滝スノーシュートレッキング」がありますが、その滝の素晴らしさもさることながら、帰りがけにある湧き出る温泉で足湯を楽しむのがツウ的な楽しみ方!
スノーシューを脱いで長靴を脱いで靴下を脱いでズボンを捲って……となかなか大変ですが、トレッキングで酷使した足にじわじわと染み込んでいく温泉の温かさは至高のひと時なんです。(長靴で入っても温かさはしっかり伝わるので、脱ぐのはしんどいわ!という方でもお楽しみいただけます)
⑧ 新鮮濃厚な知床の冬ウニを堪能する
知床羅臼の冬ウニを楽しみに、この地で暮らしている……と言っても過言ではないくらい、「ウニ」に対する世界が変わるレベルのおいしさを味わいに「濱田商店」にぜひ行ってください。
「ウニって…こんなに…おいしかったんだ……」という方が続出するほどの羅臼の冬ウニ、編集部全力をもってお勧めします。
ちなみにもっとウニにまみれたい方は、ウニ割体験(自分でウニを割って海鮮丼に盛り付けるまで体験できます)のアクティビティもあるのでそちらがおすすめです。
⑨ 一面の銀世界「氷平線」でSNSに載せたくなる写真を撮る
結氷した湾の上を、スノーシューを履いてトレッキングする「氷平線ウォーク」も、知床ねむろエリアの冬コンテンツでは大人気のアクティビティです。
特に太陽がしっかりと出た日はこんなに美しく見渡す限り銀世界の景色を見ることができます。これだけ見ると、まるで地球じゃないみたいな、氷の惑星に着陸した映画のよう。
SNSにすぐアップしたくなるような、最高の一枚を撮ってみては?
⑩ 珍しい「鮭のしゃぶしゃぶ」と日本酒で心も体も温める
これも珍しい知床ねむろグルメ、鮭のしゃぶしゃぶです。刺身とも焼き魚ともまた違う、湯にさっと通して生まれる独特の食感がクセになり、冷えた体も温めるいちおしのグルメなんです。
せっかくなので、根室の地酒「北の勝」とあわせて一杯……という楽しみ方をしてみてください。体はもちろん、心も温まる旅になることは間違いありません。
「知床ねむろマガジン」編集部。知床ねむろエリアが持つ潜在的な魅力を掘り起こし、お伝えしています。