グルメ

地元民が愛する讃岐うどん×旅行者も喜ぶチーズ料理「むらかみうどん」

信号待ちをしながら腕時計を横目でちらりと見ると、11時を少し過ぎたくらい。「いけるっ…!今日はいけるぞ!」そんな期待に胸を膨らませながら、車を走らせる。

目指すは中標津(なかしべつ)にある讃岐うどんの名店「むらかみうどん」。午後12時を過ぎようものなら、いつも店内は満員だ。それだけでこの「むらかみうどん」の名店たる所以が伝わってくる。

しかし今日はまだ11時過ぎ。スーツに身を包んだ方が既に入店しているとしたら、この為だけに有給を取得しているのではないか?と疑いたくもなる。だけど、そうまででもして食べたい気持ち、痛いほどよくわかるな…。

そんなくだらないことを考えつつ、幾ばくかの緊張を覚えながら扉をひらくと、…なんと既に店内は満員。入店待ちの人たちが列をなしていたのです…。

と言うことで、今回はそんな行列のできる讃岐うどんの超人気店「むらかみうどん」をご紹介させていただきます!

愛してやまない「肉うどん」と「ごぼうのかき揚げ」

正統派の讃岐うどんが食べられる名店なので、もちろんどれを食べても間違いありません。ですが、狂愛してドはまりするくらい食べたくなるのがこの「肉うどん」なんです。

くさみが全くなくトロっと柔らかいお肉が、歯ごたえのあるうどんに絡みついて離さない感じとでもいいましょうか?そしてその二者が優しいお出汁に支えられている感じとでもいいましょうか?…はっきり言って自分でも何を言っているのかわかりませんが、それでいいのです。

そしてメニューでも公式でおすすめされているのですが、トッピング「ごぼうのかき揚げ」追加は必須!一見してちょっと地味に感じるごぼう。自分も最初口にするまでは少し舐めていましたが、そんな甘い認識が強制的に上書きされるほど、香ばしくて甘くて絶品なのです。

それをこうしてドッキング!(トッピング!)

「肉うどん」の戦闘力を100、「ごぼうのかき揚げ」の戦闘力を80と仮定した場合、単純に180になるわけではなく、戦闘力300は軽く超えるだろうな…そんな感じです。

柔らかいお肉、歯ごたえの強いうどん、そしてシャキシャキとしたごぼうの食感が時間の経過とともに汁に浸されて柔らかくなっていく。そうですね…言うなればこれは食感の掛け算。ぜひともチャレンジしてほしい組み合わせです。(もちろん、トッピングせずにそのまま塩を少し付けて食べてもおいしいです!)

旅行者にもオススメしたい酪農の町ならではの「チーズ料理」

北海道に旅行に来たのに讃岐うどんかぁ…と思ったあなた、ご安心ください。ここからが「むらかみうどん」の凄いところ。

中標津は北海道の中でも有数の酪農王国なので、チーズをはじめとした乳製品の新鮮さとおいしさには定評があります。それを求めて中標津を訪れる方もたくさんいるくらい。

上の写真はサイドメニューの「モッツァレラチーズの天ぷら」。竹下牧場さんで作っている人気のモッツァレラチーズを使っています。ふんわりと濃厚なチーズがすっごく伸びます!

そしてゴーダチーズたっぷりの「カルボナーラうどん」も中標津らしさ×讃岐うどんの共演とも言える一品なんです。

お客さんの目の前で「ストップ!」と言うまで削り続けてくれるゴーダチーズ。恐ろしくてノンストップを貫いてみたことはありませんが、チーズ好きには嬉しくて楽しめるサービスですよね。味はカルボナーラの名前が示す通り濃厚オブ濃厚。追いチーズの量次第ではさらに濃厚指数が激増しますので注意してくださいね!(いい意味で)

根室管内(知床ねむろエリア)にある讃岐うどんの名店「むらかみうどん」。地元民にも旅行者にもおすすめしたいお店です。

住所:〒086-1042 北海道標津郡中標津町東2条北1丁目1−11

電話番号:0153-77-9977

公式サイト:https://murakami-udon.jimdofree.com/

 

この記事は北海道テレビ放送株式会社のメディア『SODANE』にも配信しています。

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知床ねむろ観光連盟 事務局長。知床ねむろマガジン編集長。北海道の最果ての地「知床ねむろエリア」で知床ねむろエリアの、そして道東コーディネイターをしています。

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「知床ねむろマガジン」編集部。知床ねむろエリアが持つ潜在的な魅力を掘り起こし、お伝えしています。

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